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J-GLOBAL ID:200902201075895876   整理番号:08A0242802

中央日本,2007年能登半島地震(Mj 6.9)の震源領域周辺の地磁気地電流観測

Magnetotelluric observations around the focal region of the 2007 Noto Hanto Earthquake (Mj 6.9), Central Japan
著者 (21件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 117-122  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2007年3月25日に中央日本で被害地震(Mj 6.9)が,能登半島西海岸付近で発生した。本震直後に地殻比抵抗構造の不均質性をイメージ化するために,ソース領域の陸上地域で広帯域地磁気地電流(MT)調査を実施した。最終的な観測ネットワークは26サイトで構成した。震源領域付近の三次元的な比抵抗の特徴をイメージ化する準備段階として,三次元的効果が比較的少ないTMモード応答だけを用いて,5つの測線に沿った二次元比抵抗モデルを作成した。4つの断面は断層の走向に対して垂直であり,5つ目の断面は本震震央を通る走向と平行である。比抵抗モデルの重要な特徴は次の通りである。(1)本震震源の下に,活発な余震領域の東部端まで広がる導電性物体が存在する。(2)抵抗性のゾーンが,本震震源と最大東部余震間の余震分布のギャップ中に位置する。(3)最大余震の1つは,上述の抵抗性ゾーンの境界で発生した。これらの結果は,深部の導体は流体に満たされたゾーンを表わし,側方の不均質性が断層面上のすべり分布を制御していたことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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電気探査・検層 
引用文献 (21件):
  • CALDWELL, T. G. The magnetotelluric phase tensor. Geophys. J. Int. 2004, 158, 457-469
  • GAMBLE, T. D. Magnetotellurics with a remote magnetic reference. Geophysics. 1979, 44, 53-67
  • Geographical Survey Institute (GSI). Crustal Movements in the Hokuriku and Chubu District. Report of The Coordinating Committee for Earthquake Prediction. 2007, 78, 424-456
  • ITO, K. 1993 off Noto Peninsula earthquake. Annuals. Disas. Prev. Res. Inst., Kyoto Univ. 1994, 37, 325-341
  • Japan Meteorological Agency (JMA). The Noto Hanto earthquake in 2007. Report of The Coordinating Committee for Earthquake Prediction. 2007, 78, 346-370
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