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J-GLOBAL ID：200902201412186351   整理番号：09A1217963

PEFCに用いる新規非白金カソードとしての,反応性スパッタリングにより調製したタンタルをベースとする化合物

Tantalum-based Compounds Prepared by Reactive Sputtering as a New Non-platinum Cathode for PEFC

著者 (5件)： KIKUCHI Akifumi (Chemical Energy Lab., Yokohama National Univ.) ,  ISHIHARA Akimitsu (Chemical Energy Lab., Yokohama National Univ.) ,  MATSUZAWA Koichi (Chemical Energy Lab., Yokohama National Univ.) ,  MITSUSHIMA Shigenori (Chemical Energy Lab., Yokohama National Univ.) ,  OTA Ken-ichiro (Chemical Energy Lab., Yokohama National Univ.)
資料名： Chemistry Letters  (Chemistry Letters)
巻： 38  号： 12  ページ： 1184-1185 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： S0742A  ISSN： 0366-7022  CODEN： CMLTAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンタルをベースとする化合物を反応性スパッタリングと加熱により調製し,高分子電解質燃料電池に用いる新規非白金カソードとしての評価を行った。酸素還元反応(ORR)に対する触媒活性に及ぼすターゲット化学種,TaC及びTaN,並びに,酸素分圧の影響を研究した。高いORR活性を有する化学種を調製するには,TaCターゲットがTaNより有用であることがわかった。さらに,ORRに対する高い触媒活性を得るためには,TaCターゲットとともに,O₂の適切な量の存在が必要であった。表面上の炭素及びTaON(単斜晶系)の結晶構造がORRの触媒活性に影響を及ぼす可能性があることがXRD及びTOF-SIMS分析で示された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  カソード ,  *炭化タンタル ,  *窒化物 ,  *電極材料 ,  化学合成 ,  *還元 ,  触媒活性 ,  電極触媒 ,  酸化物 ,  結晶構造 ,  X線回折 ,  二次イオン質量分析 ,  飛行時間法 ,  ボルタンメトリー ,  薄膜 ,  *タンタル化合物 ,  分圧 ,  TOF-SIMS ,  酸素分圧 ,  *窒化タンタル ,  *酸素還元
準シソーラス用語： PEFC【電池】 ,  *酸素還元反応

分類 (3件)： 塩  (CD01050V) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (2件)：

• 1) A. Ishihara, S. Doi, S. Mitsushima, K. Ota, Electrochim. Acta 2008, 53, 5442.
• 2) J.-H. Kim, A. Ishihara, S. Mitsushima, N. Kamiya, K. Ota, Electrochemistry 2007, 75, 166.

タイトルに関連する用語 (6件)： PEFC ,  白金 ,  カソード ,  反応性スパッタリング ,  調製 ,  タンタル