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J-GLOBAL ID：200902203159640868   整理番号：08A0625250

イカ(Todarodes pacificus)皮膚コラーゲンの分子的及び物理的特徴及びそれらの酵素的加水分解物の生物的性質

Molecular and Physical Characteristics of Squid (Todarodes pacificus) Skin Collagens and Biological Properties of Their Enzymatic Hydrolysates

著者 (3件)： NAM K. A. (Kangnung Natl. Univ., Gangneung, KOR) ,  YOU S. G. (Kangnung Natl. Univ., Gangneung, KOR) ,  KIM S. M. (Kangnung Natl. Univ., Gangneung, KOR)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 73  号： 4  ページ： C249-C255  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： より高い付加価値材料を作るために,イカ皮膚コラーゲンの物理化学的性質及びそれらの酵素的加水分解物の生物活性を測定した。内側及び外側イカ皮膚コラーゲンのアミノ酸組成は類似していたが,ともに牛腱コラーゲンのそれとは相違した。SDS-PAGEによれば,イカコラーゲンは少なくとも2つのポリペプチドとそれらの橋かけ鎖から構成された。イカコラーゲンのポリペプチド分子量は牛腱のそれらより低かった。内側及び外側皮膚コラーゲンの変性温度は,それぞれ,27.1及び27.3°Cで,牛腱コラーゲンのそれより約9°C低かった。両側の皮膚コラーゲンの保水能は似ていたが,牛腱コラーゲンのそれより大きかった。酵素による最大加水分解率を取得する反応条件は外側及び内側皮膚コラーゲンについて異なった。酵素的加水分解物は3画分をもたらした。その第三画分は他の画分より高い酸化防止性,チロシナーゼ阻害性,及び抗エラスターゼ活性を示した。

シソーラス用語： *スルメイカ ,  皮膚 ,  コラーゲン ,  生物活性 ,  タンパク質加水分解物 ,  アミノ酸組成 ,  保水性 ,  変性 ,  熱変性 ,  SDS-PAGE ,  水産副産物 ,  ペーパークロマトグラフィー ,  遺伝学実験技術 ,  濾紙電気泳動 ,  酸化防止 ,  エラスターゼ ,  酵素阻害 ,  酵素的分解 ,  ウシ海綿状脳症
準シソーラス用語： コラーゲンI型 ,  ラジカル捕捉作用 ,  蛋白質変性 ,  ペプチドマッピング

分類 (3件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (8件)： イカ ,  皮膚 ,  コラーゲン ,  分子 ,  物理 ,  酵素的加水分解 ,  生物 ,  性質