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J-GLOBAL ID:200902204623546914   整理番号:09A0283863

ラットにおいて亜鉛の経口投与は迷走神経刺激により食物摂取量を増加させる

Orally Administered Zinc Increases Food Intake via Vagal Stimulation in Rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 611-616  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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亜鉛(Zn)は多くの生理学的機能に関わっているが,Zn欠乏食(ZnDef)を投与して3~5日以内にまず摂食量が減少する。4週齢の雄Sprague-DawleyラットにZn十分(Suf)食,ZnDef食またはZn十分食をZnDef食群と同量ペアフィーディング(PF)で3日間投与すると血漿,肝臓および視床下部のZnに影響はなかったが,ZnDef群,ZnSufPF群の摂食量は同様にZnSuf群より少なかった。ZnDef群に3日後,硫酸亜鉛19μmol/kgを経口投与または腹腔内注射(i.p.)して3日後,経口投与群のみ摂食量が増加し,視床下部の神経ペプチドY(NPY)およびオレキシンのmRNA発現が有意に増加したが,i.p.投与群では同様の変化は見られなかった。NPY Y1受容体またはオレキシンOX1受容体のアンタゴニストを前もって投与するとZnの経口投与の効果は消え,迷走神経切除でも効果は消えた。初期亜鉛欠乏状態では亜鉛経口投与はオレキシン性ペプチドと迷走神経刺激の協働により摂食量が増加すると考えられる。
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分類 (2件):
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動物の代謝と栄養一般  ,  末梢神経系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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