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J-GLOBAL ID:200902205638585653   整理番号:08A0254266

楽譜情報を援用した多重奏音楽音響信号の音源分離と調波・非調波統合モデルの制約付きパラメータ推定の同時実現

Simultanious Realization of Score-informed Sound Source Separation of Polyphonic Musical Signals and Constrained Parameter Estimation for Integrated Model of Harmonic and Inharmonic Structure
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資料名:
巻: 49  号:ページ: 1465-1479  発行年: 2008年03月15日 
JST資料番号: Z0778A  ISSN: 0387-5806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,多重奏の音楽音響信号とその楽曲に含まれるすべての単音の音高・音長・音量・発音時刻・楽器の種類の組である楽譜情報を入力として,単音ごとの音響信号を出力する音源分離手法と,そのための制約付きモデルパラメータ推定手法について述べる。本分離手法では,Standard MIDI File(SMF)などから抽出された楽譜情報を用いることで混合音のパワースペクトルを単音ごとに分離し,調波構造と非調波構造のそれぞれを表現する2つのモデルを統合した新たな重み付き混合モデルを用いることで,単音に複数の調波構造が含まれることを防ぎ,かつ音高を超えた楽器音の音色類似性を考慮することを実現する。モデルパラメータは,楽譜情報に基づいてMIDI音源から生成したテンプレート音によって初期化し,EMアルゴリズムを用いた最大事後確率推定により反復推定する。さらに,モデルの過学習を防ぎ,同一楽器の単音のモデルに類似した音色を持たせるための制約条件も同時に用いる。ポピュラー音楽のSMFを用いた評価実験で,本手法によりSNRが0.4-0.9dB向上することを確認した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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楽器音響  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (29件):

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