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J-GLOBAL ID：200902206292879813   整理番号：09A0740567

自食作用機構における動力学と多様性:酵母からの教え

Dynamics and diversity in autophagy mechanisms: lessons from yeast

著者 (5件)： NAKATOGAWA Hitoshi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  NAKATOGAWA Hitoshi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  SUZUKI Kuninori (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  KAMADA Yoshiaki (National Inst. Basic Biology, Okazaki, JPN) ,  OHSUMI Yoshinori (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 10  号： 7  ページ： 458-467  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自食作用は真核細胞の基本的機能であり,酵母からヒトに至るまで良く保存された機能である。自食作用の最も際立った点は,二重膜結合性のコンパートメント形成である。これらのコンパートメントは取り込んだ物質を溶解性コンパートメントに渡して分解させる。こうした過程は,一般的な膜輸送とは機構的に異なるものと考えられる。酵母における自食作用の発見,そしてこの生物の遺伝的扱いやすさは,この過程に関わる遺伝子の同定を可能にさせてくれており,おかげで今日のこの分野の研究が発展,成長を遂げてきている。自食作用に関わるタンパク質,すなわちAtgタンパク質を解析することは,自食作用に際しての膜形成機構の背景にある機構のダイナミクスや多様性を解き明かすことにつながる。

シソーラス用語： *食作用 ,  動力学 ,  多様性 ,  *酵母 ,  作用機序 ,  食胞 ,  消化 ,  *タンパク質 ,  飢餓 ,  ユビキチン ,  細胞小器官 ,  *微生物
準シソーラス用語： オルガネラ ,  *Atg蛋白質

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自食作用 ,  動力学 ,  多様性 ,  酵母