ダイズ(glycine max [L.]Merr.)における種子-冠水抵抗性のQTL解析

SAYAMA Takashi; NAKAZAKI Tetsuya; ISHIKAWA Goro; YAGASAKI Kazuhiro; YAMADA Naohiro; HIROTA Naoko; HIRATA Kaori; YOSHIKAWA Takanori; SAITO Hiroki; TERAISHI Masayoshi; OKUMOTO Yutaka; TSUKIYAMA Takuji; TANISAKA Takatoshi

文献

J-GLOBAL ID：200902206794824680 整理番号：09A0247551

ダイズ(glycine max [L.]Merr.)における種子-冠水抵抗性のQTL解析

QTL analysis of seed-flooding tolerance in soybean (Glycine max [L.] Merr.)

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資料名：
巻： 176 号： 4 ページ： 514-521 発行年： 2009年04月
JST資料番号： C0945B ISSN： 0168-9452 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アイルランド (IRL) 言語：英語 (EN)

ダイズ(glycine max [L.]Merr.)において,発芽段階の種子-冠水抵抗性の多様性は,播種時に雨の多い国での繁殖には望ましいことである。我々の研究は発芽率(GR)及び正常実生率(NS)で評価した種子-冠水抵抗性で,大きな品種間変動のあることを明らかにした。着色種皮及び小さい種子重量は,種子-冠水抵抗性に正の効果を与える傾向があった。従って,GR及びNSのQTL解析を行い,全部で4種のQTLsを検出した。そのうち連関グループH(LG_H)上のSft1は24時間処理後,GRに大きい影響を与えた。しかし種皮着色に関与するLG_A2上のI座位近くのSft2は,種子-冠水抵抗性に最も大きい影響を与えた。Stft1,Sft3及びSft4は種皮色及び種子重量とは無関係であった。この結果に基づき,我々はダイズの種子-冠水に関与する遺伝的因子の生理的影響を考察した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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遺伝子の構造と化学 , 植物生理学一般

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