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J-GLOBAL ID：200902210196469776   整理番号：08A1120376

未利用のサトイモ親芋を利用した加工食品の開発~公設試験研究機関研究交流会議 1.5次産業振興部会研究テーマ~

著者 (2件)： 家壽多正樹 (千葉県産業支援技研) ,  星野徹也 (千葉県産業支援技研)
資料名： 千葉県産業支援技術研究所研究報告  (Reports of Chiba Industrial Technology Research Institute)
号： 6  ページ： 59-62  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： X0675B  ISSN： 1348-8457  CODEN： CSSGBL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サトイモ親芋の加工食品への利用の可能性について検討した。親芋は時期的空間的に分散して発生するため収集にコストを要し,原料処理に時間と手間がかかった。加工食品の試作ではぬめりなどの原材料特性が食感に影響し,味ではえぐ味が感じられた。食品素材としての粉末化では凍結乾燥が最適で,うどんの試作ではぬめり感が増し,サトイモらしい食感が感じられたが,えぐ味が残った。食酢の試作では味・香りとも通常の食酢と同等であったが,後味にえぐ味が感じられた。焼酎もろみの試作ではアルコール収得率は問題なかったが,もろみの粘度が高く蒸留時の操作性が懸念された。

シソーラス用語： *サトイモ ,  塊茎 ,  *作物残渣 ,  *食品加工 ,  製品開発 ,  うどん ,  食酢 ,  焼酎 ,  もろみ ,  食感品質 ,  味 ,  加工性 ,  産業開発 ,  資源再生 ,  廃物利用
準シソーラス用語： 加工食品

分類 (2件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

引用文献 (4件)：

• 地域農産物の品質・機能性成分総覧 津志田藤二郎編, 384-393, 2000
• 倉内美奈:「サトイモ親芋粉末のシューへの利用」平成13年度食品加工に関する試験成績, 福井県食品加工研究所 (2001)
• 西谷尚道監:「第四回改正国税庁所定分析法注解」(財)日本醸造協会 (1993)
• 津忠雄ら:「県産小麦「さぬきの夢2000」に適した製麺特性の検討」平成17年度食品試験研究成績・計画概要集 (公立編),(独)食品総合研究所 (2005)

タイトルに関連する用語 (9件)： サトイモ ,  加工食品 ,  開発 ,  試験 ,  研究 ,  交流 ,  会議 ,  産業振興 ,  テーマ