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J-GLOBAL ID：200902211627278520   整理番号：08A0840056

クエン酸の存在下でミカン果皮から抽出したペクチンのキャラクタリゼーション

Characterization of the pectin extracted from citrus peel in the presence of citric acid

著者 (3件)： KURITA Osamu (Industrial Res. Div., Mie Prefectural Sci. and Technol. Promotion Center, 5-5-45 Takajaya, Tsu, Mie 514-0819, JPN) ,  FUJIWARA Takayuki (Industrial Res. Div., Mie Prefectural Sci. and Technol. Promotion Center, 5-5-45 Takajaya, Tsu, Mie 514-0819, JPN) ,  YAMAZAKI Eiji (Industrial Res. Div., Mie Prefectural Sci. and Technol. Promotion Center, 5-5-45 Takajaya, Tsu, Mie 514-0819, JPN)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 74  号： 3  ページ： 725-730  発行年： 2008年11月04日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペクチンを,異なるpHと温度でクエン酸の存在下にCitrus unshiu(温州ミカン)Marcovitch×C.nobilis Loureiro(Karaミカン)の果皮から抽出した。特に中性pHでのクエン酸による処理は,顕著に粘度を増加させた。高温でのクエン酸酸処理は粘度を低下させたが,粘度は無処置のペクチンのそれより高いままだった。ペクチンメチルエステラーゼ活性は,高いクエン酸濃度で阻害された。処理したペクチンの粘度の増加は,ペクチンに結合したクエン酸の量に比例した。クエン酸酸処理によるペクチンは,未処理ペクチンより低いメチル化度(8.4%)と高い分布の分子質量(50~2000kDa)を持った。化学組成の解析は,クエン酸処理によるペクチンが,未処理ペクチンより低い蛋白質とガラクツロン酸,およびより高い中性糖,特にガラクトースを含むことを示した。抽出より前の中性pHでのクエン酸処理は,その分子量降下を伴わない低メトキシペクチンのための魅力的な手段である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ペクチン ,  *重合 ,  *粘度 ,  *温州ミカン ,  果皮 ,  キャラクタリゼーション ,  ペクチンエステラーゼ ,  阻害 ,  メチル化 ,  分子量 ,  炭水化物 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： 分子質量 ,  ペクチンメチルエステラーゼ

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

物質索引 (3件)： ガラクツロン酸 ,  ガラクトース ,  クエン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： クエン酸 ,  ミカン ,  果皮 ,  ペクチン ,  キャラクタリゼーション