抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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業務米を中心に生産が伸べているブレンド米の特徴は,ブレンド技術を最大限に発揮することによって年間を通じて一定の品質の米を安定して供給確保できること,さらに,個々の米の欠点を補って食品向上効果を出すことである。そこで,より一層の品質,食味の向上を図る米のブレンド技術を確立するため,ブレンド米における月別の品質変化,ブレンド比率による品質変化,ならびにブレンド米の評価方法を調査した。精米工場から供給されるブレンド米の採取月毎の品質変化を調べた結果,食味は若干下がるものの年間を通してほぼ一定品質のブレンド米を供給していること,ブレンド米の比率を変えることにより品質は変化するが,成分や外観品質についてはほぼ予測値どおりであること,食味や糊化特性は比率によって予測値と異なる傾向があること,ブレンド米の食味に関連する官能評価要因は味,香り,粘りであり,単品精米の味,外観,粘りと若干異なっていることなどが判明した。(著者抄録)