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J-GLOBAL ID：200902212501469342   整理番号：08A0951534

高Cd蓄積イネによる植物抽出: ダイズの種子でのCd含有量の低減

Phytoextraction by a High-Cd-Accumulating Rice: Reduction of Cd Content of Soybean Seeds

著者 (5件)： MURAKAMI Masaharu (National Inst. Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  AE Noriharu (National Inst. Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  ISHIKAWA Satoru (National Inst. Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  IBARAKI Toshiyuki (Fukuoka Agricultural Res. Center, Fukuoka, JPN) ,  ITO Masashi (Akita Prefectural Agriculture, Akita, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 42  号： 16  ページ： 6167-6172  発行年： 2008年08月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の高地で水田から転換された農地では主要な夏作物としてダイズ,Glycine max(L.) Merrが栽培されている。そのダイズの種子のカドミウム(Cd)含有量へのイネによる植物抽出の効果を評価した。高Cd蓄積イネ品種,Milyang23を栽培し,次いで中程度のCd濃度(2.50~4.27mg/kg)で汚染された水田土でダイズを栽培した。イネのシュートに土壌Cdの7~14%が蓄積し,ダイズの種子のCd含有量は対照土壌に比べて24~46%低減した,これらの結果から,Milyang23イネによる植物抽出が好気性土壌条件の水田土で栽培したダイズの種子のCd含有量を低減する有望な修復方法であることを示した。

シソーラス用語： ダイズ ,  *イネ ,  土壌浄化 ,  *カドミウム ,  重金属汚染 ,  土壌汚染 ,  生物濃縮 ,  生体内蓄積 ,  *ファイトレメディエーション ,  種子 ,  含有量 ,  水田土 ,  好気性 ,  シュート【植物器官】 ,  *ファイトエクストラクション ,  浄化 ,  環境汚染 ,  *廃棄物処理 ,  *処理 ,  *生物学的廃棄物処理
準シソーラス用語： *植物抽出

分類 (2件)： カドミウムとその化合物  (SB05022I) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (7件)： Cd ,  蓄積 ,  イネ ,  植物抽出 ,  ダイズ ,  種子 ,  含有量