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J-GLOBAL ID:200902213554637049   整理番号:09A0304847

加工食品とその原材料に関する消費者意識と購買行動-福岡市住民へのアンケート調査を基に-

著者 (1件):
資料名:
号: 108  ページ: 75-84  発行年: 2009年03月20日 
JST資料番号: S0785A  ISSN: 0388-8533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,加工食品とその原材料に関する消費者意識と購買行動を明らかにするために,福岡市在住の消費者にアンケート調査を行い,調査結果の分析を行った。アンケートを3部門に分類し,1)加工食品購入の際の意識及び行動について,2)加工食品の安全性への認識について,3)加工食品を主に購入する店舗や割合及び調査者の年齢,性別等について調査を行った。分析の結果,消費者の加工食品購入時における国産原料への認識度は,品目によって大きな差があり,加工メーカーの国産原料使用割合とも一致していなかったことから,消費者の加工食品に対する国産原料への要望や各食品のもつイメージから連想したものに由来すると考えられた。また加工食品に対する安全性への認識と気にしている表示内容についても加工食品ごとに大きなばらつきがあることから,品目ごとに認識度合い,求める情報やニーズが異なることが示唆された。さらに,加工食品の安全性に対する認識度合いから消費者のクラスター分析を行った結果,3つのクラスターが抽出され,安全性への態度が厳格なクラスター1(27%)から,曖昧な部分が含まれるクラスター2(45%),3(27%)に分類された。クラスター1に分類された消費者は,どんな商品も国産原料を購入することを意識し,食品偽装問題に対しても企業への厳罰化や行政の監視体制を重要視する考えをもつ人が多く,クラスター2,3になると原材料にも偽装問題に対しても多様な意見があることが分かった。また国産であると思い込んで購入する割合や国産志向割合,国産原料でないものを購入する割合には大きな差はなかった。
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分類 (2件):
分類
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市場調査,広告  ,  食品製造・加工・保蔵法一般 
引用文献 (13件):

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