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J-GLOBAL ID:200902222476534032   整理番号:09A0461885

長崎県の大気中ポリ塩化ビフェニルの定量とその汚染特性評価

Determination of Polychlorinated Biphenyls and Evaluation of Their Characteristics in Ambient Air in Nagasaki Prefecture, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 211-220 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2002~2006年度に長崎県において採取した大気試料について,高分解能ガスクロマトグラフィー/高分解能質量分析計を用いてポリ塩化ビフェニルの測定を行い,その濃度と汚染特性について考察を行った.長崎県は,九州西北部に位置する非離島地区と離島地区から成り立っているため,長崎県を3つの離島エリアを含む8エリアに区分し,各エリアの季節別ポリ塩化ビフェニル(PCB)濃度とダイオキシン類毒性等量を調査した結果,濃度及び特性について相違が見られた.全体的には気温が高い夏季のPCB濃度は137~416 pg/m3の範囲で,冬季の67~126 pg/m3と比較すると濃度が高く,また,離島地区は非離島地区よりも2~3倍濃度が高いという結果が得られた.次に,主成分分析やケミカルマスバランス法等を用いて汚染特性の統計学的解析を行った.その結果,離島地区ではカネクロールKC300の寄与が年間を通して大きく,一方,非離島地区では夏季にKC400の寄与率が高く,冬季では燃焼由来の成分が高い寄与を示した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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大気中の汚染物質の各種分析  ,  芳香族単環ハロゲン化合物  ,  大気汚染一般 
引用文献 (23件):
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