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J-GLOBAL ID:200902227351422145   整理番号:08A0401386

カッター刃を用いた根深ネギの物性評価方法

Method of evaluating physical properties with cutter on welsh onions (Allium fistulosum L.)
著者 (4件):
資料名:
号: 25  ページ: 43-49  発行年: 2008年03月 
JST資料番号: Y0428B  ISSN: 0913-915X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1.根深ネギの食感に関する破断強度を測定するため,円柱プランジャー及びカッター刃を用いた評価方法を比較した。2.同一試料のネギ葉鞘部を円柱プランジャーを用いて測定した場合,裂け型が異なる箇所では最大破断強度に差が見られることから,同じ裂け型になるように工夫しなければ正確な計測値を得ることは難しいと考えられる。また,葉鞘部の維管束が密になっている部位は最大破断強度が大きく,維管束の粗い部位は最大破断強度が低い。このことから,維管束の密度を目視で確認して調査する部位を決める必要があると考えられる。3.葉鞘及び葉身の部位と最大破断強度の関係を調べたところ,葉鞘部は軟白が完全な盤茎からの距離0~21cm,葉身部は葉身の付け根から7~14cmの部位を調査するのが適当であると考えられた。4.官能評価による葉鞘部の食感と破断強度の関係を調べたところ,円柱プランジャーを用い,維管束が最も密な箇所のU型に裂けた時の最大破断強度と,「すじっぽい」という食感とは相関が認められた。5.3mm円柱プランジャーでU型に裂けた場合とカッター刃を用いた場合の最大破断強度は相関が認められた。これにより,裂け方が均一になりやすいカッター刃を用いると効率よく物性を測定できると考えられた。6.官能評価における,すじっぽさ程度が増加すると,カッター刃を用いた物性測定における最大破断強度も高まることが認められたことから,カッター刃を用いた物性測定は,官能評価における,「すじっぽさ」の品種間差を正しく評価できる方法であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の品質 
タイトルに関連する用語 (3件):
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