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J-GLOBAL ID:200902231330763500   整理番号:09A0882811

低温増殖性乳酸菌を接種した豚肉におけるタンパク質分解挙動

著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 91-96  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: L5724A  ISSN: 1347-6149  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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低温増殖性乳酸菌を接種した豚肉のタンパク質変性とタンパク質分解挙動を明らかにするため,塩溶性タンパク質の抽出性とその組成分布,ペプチドの生成量および筋原線維の小片化率に及ぼす影響について検討を行った。その結果,低温発酵を施すことにより,塩溶性タンパク質の抽出量が非発酵区と比較して有意に低下し,主要な筋原線維タンパク質であるミオシン重鎖やアクチン,さらにはα-アクチニンが不溶化,あるいは分解したことがSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動パターンにより示された。タンパク質分解度の一指標であるペプチド量については,発酵によって増加する傾向が認められ,特に,pH低下が比較的速い乳酸菌株ではそれが顕著であった。また,低温発酵処理が筋原線維の小片化率に及ぼす影響について調べたところ,発酵日数の経過に伴い筋原線維の小片化率が上昇し,かつその値は非発酵区よりも高く推移することが明らかとなった。以上のことより,低温発酵による筋肉タンパク質の分解と筋原線維の脆弱化との間には密接な関係があることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品蛋白質  ,  食肉一般 

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