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J-GLOBAL ID：200902233101890887   整理番号：08A1020669

総合的理解を目指した技術者倫理教育の教授法

Educational Method of Engineering Ethics Aiming for Comprehensive Understanding

著者 (5件)： 安居光國 (室蘭工業大学応用化学科) ,  藤木裕行 (室蘭工業大学機械システム工学科) ,  青柳学 (室蘭工業大学電気電子工学科) ,  菅田紀之 (室蘭工業大学建設システム工学科) ,  早坂成人 (室蘭工業大学情報メディア教育センター)
資料名： 工学教育  (Journal of JSEE)
巻： 56  号： 5  ページ： 5.115-5.119 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L4363A  ISSN： 1341-2167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 技術者倫理教育の3つの問題点,すなわち授業を受け持つ教員,事例の選択,および評価を解決した実施例を示した。技術者倫理教育の開講年次は現場である企業を意識する3~4年次とし基本的な内容をe-learningで学べるようにしたほか,リスクマネジメント等の複数分野の内容を各分野の専門教員で組み立てるオムニバス形式の授業を構築した。事例研究は学生に自由に選択させると事例紹介に終始し目的とするジレンマの疑似体験に至らないケースや,有名事例の丸写しの恐れもあったので16事例をリストアップして選択させ調査分析用チェックシートを示した。評価は,理解力,継続学習能力,問題解決能力,および分析調査能力につき個人評価とグループ評価を組み合わせて実施した。

シソーラス用語： 技術者 ,  *学校教育 ,  技術教育 ,  *倫理 ,  大学 ,  教育
準シソーラス用語： *技術者教育 ,  倫理教育

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (21件)：

• 田村隆弘. 技術士によるオムニバス形式の技術者倫理教育. 工学教育. 2006, 54, 1, 142-148
• 小林幸人. 技術者倫理教育に関する実態調査報告. 工学教育. 2007, 55, 4, 197-201
• 岡田正. 津山高専における工学倫理教育の実践. 工学教育. 2006, 54, 1, 137-141
• 松木純也. 技術者倫理教育の可能性. 工学教育. 2006, 54, 1, 130-136
• 本田康二郎. 科学技術倫理教育における教育効果測定の考え方. 工学教育. 2006, 54, 1, 159-164

タイトルに関連する用語 (3件)： 理解 ,  技術者倫理教育 ,  教授法