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J-GLOBAL ID：200902234704571634   整理番号：08A0369686

ベーリング海東部陸棚域における円石藻Emiliania huxleyiブルーム-過去50年の記録-

著者 (10件)： 原田尚美 (JAMSTEC) ,  佐藤都 (JAMSTEC) ,  岡崎裕典 (JAMSTEC) ,  小栗一将 (JAMSTEC) ,  多田井修 (MWJ) ,  今野進 (山形大) ,  JORDAN Richard W. (山形大) ,  香月興太 (Pusan Univ.) ,  SHIN Kyung Hoon (Hanyang Univ.) ,  成田尚史 (東海大)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2008  号： 春季  ページ： 256  発行年： 2008年03月14日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ベーリング海東部陸棚域において円石藻Emiliania huxleyi(E.huxleyi)ブルームが人工衛星ならびに船舶により観測されてきた。特にSeaWIFS画像による円石藻ブルームの検出により,月ごとといった時系列データが揃うようになり,1997年以降の顕著なブルーム出現の実態が明らかにされてきた。このように,1997年以降突如として出現したかに見えるE.huxleyiブルームは,その発生の原因を探るために,栄養塩環境の変化や渦などの特殊な水塊構造変化との関係,アリューシャン低気圧の盛衰との関連などの視点から本学会においても多くの研究成果が発表されてきた。これまで筆者らは,ベーリング海陸棚域北部に堆積したE.huxleyiのバイオマーカーであるアルケノンを分析し,E.huxleyiブルームは遅くとも1970年代にはその発生が顕著になっていたことを報告してきた。本発表では,ベーリング海東部陸棚域全域に対象域を拡げ,珪藻群集の変動との関係も含め過去約50年の円石藻ブルームの変遷について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： ベーリング海 ,  大陸棚 ,  *植物性鞭毛虫類 ,  人工衛星 ,  船舶 ,  データ ,  *栄養塩類 ,  *水塊
準シソーラス用語： *栄養塩 ,  *円石藻 ,  時系列データ ,  *水塊構造

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： ベーリング海 ,  陸棚 ,  円石藻 ,  Emiliania ,  ブルーム ,  過去