文献

J-GLOBAL ID：200902235982817730   整理番号：09A1146870

問題の早期発見・改善を支援するインプロセスプロジェクト管理手法の実プロジェクトへの適用

著者 (7件)： 松村知子 (奈良先端科学技術大学院大) ,  森崎修司 (奈良先端科学技術大学院大) ,  勝又敏次 (NTTデータ・アイ) ,  玉田春昭 (京都産大 コンピュータ理工) ,  吉田則裕 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  楠本真二 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  松本健一 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D  (IEICE Transactions on Information and Systems (Japanese Edition))
巻： J92-D  号： 11  ページ： 1974-1986  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： S0757C  ISSN： 1880-4535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,複雑化するソフトウェア開発プロジェクトの組織・体制に適したプロジェクト管理を支援する手法,EASEインプロセスメソッドを実プロジェクトに適用し,その有用性を評価した結果について述べる。本手法は,CASEツールからの自動データ収集・分析・可視化ツールを包含し,複数組織による複雑な体制のプロジェクトでも組織間の機密を保持しながらリアルタイムでの詳細なデータ収集・分析が可能で,プロジェクトを統括するマネージャが対策を必要とする問題を早期発見・対処することを支援する。我々は,マルチベンダ開発プロジェクトのプロジェクト管理に本手法を適用し,プロジェクトで発生する変更管理や要員管理などに関する問題の発見に有用であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *プロジェクト管理 ,  *ソフトウェアメトリックス ,  データ収集 ,  データ解析 ,  システムマネジメント ,  ソフトウェア障害
準シソーラス用語： 構成管理

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (20件)：

• P. M. Institute, A Guide to the Project Management Body of Knowledge (PMBOK Guides), Project Management Institute, 2004.
• W. S. Humphrey, Managing the Software Process, Addison-Welsley, 1989.
• M. C. Paulk, B. Curtis, M. B. Chrissis, and C. V. Weber,“Capability maturity model, version 1.1,” IEEE Software, vol.10, no.4, pp. 18-27, 1993.
• C. P. Team,“CMMI for development, version 1.2,” 2006.
• M. B. Chrissis, M. Konrad, and S. Shrum, CMMI: Guidelines for Process Integration and Product Improvement, 2nd ed., Addison-Wesley, 2006.

タイトルに関連する用語 (4件)： 早期発見 ,  支援 ,  手法 ,  プロジェクト