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J-GLOBAL ID:200902238440380059   整理番号:09A0414568

FZG歯車試験でのピッチング寿命に及ぼす自動変速機用潤滑油添加剤と試験条件の影響

Investigation of Effects of Additive for ATF and Test Condition on Pitting Life of Gear Tooth in the FZG Pitting Test
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 293-299  発行年: 2009年04月15日 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,実機変速機で異なる寿命を示す2種類のATF(自動変速機油)を用い,FZGピッチング試験機を用いて寿命差の出る原因を検討し,ピッチング寿命に対する潤滑油の影響について検討した。ピッチング試験はFZG規格試験条件と歯当たりを変更し,歯すじ方向にオフセットした条件で実施し,規定時間毎に歯面の写真を撮影し,ピッチングの進展を観察した。さらにピッチング発生後の歯面の表面分析を行い,添加剤により歯面に形成された化学反応被膜とピッチング寿命の関係について考察した。これにより得た主な知見を次に示した。1)潤滑油の実機ピッチング寿命の傾向をFZGピッチング試験で再現するには,実機相当の片当たり条件を設定する必要があること,2)FZGの標準条件および歯すじ形状を変えたオフセット条件で,ピッチング発生箇所は歯面上の最も接触圧力の高い歯面端部から発生し,オフセット条件では実機の発生箇所に近似し,ピッチング寿命の長短も実機と同等となること,3)FZG試験条件により,潤滑油のピッチング寿命の相対的長短が逆転するのは,摩擦面で作用する添加剤が変わるためと考えられること,ATF-Aは標準条件ではリン系添加剤が摩擦面に観察されるのに対し,オフセット条件では硫黄系極圧剤が観察されること,一方ATF-Bでは標準条件,オフセット条件ともリン系添加剤が摩擦面に観察されること。
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分類 (3件):
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動力伝達装置  ,  歯車,歯車装置  ,  石油添加剤とその影響 

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