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J-GLOBAL ID：200902239430961017   整理番号：09A0658222

粉砕方法および粒子径が米粉のCarrの流動性指数および噴流性指数に与える影響

著者 (9件)： 五月女格 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  津田升子 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  岡部繭子 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  大島紗也香 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  HOSSEN Md. Sharif (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  板倉真由美 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  竹中真紀子 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  岡留博司 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  五十部誠一郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研)
資料名： 日本食品工学会誌  (Japan Journal of Food Engineering)
巻： 10  号： 2  ページ： 95-106  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： L4409A  ISSN： 1345-7942  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 米は粒食だけでなく米粉に加工され食品原料として広範囲に利用されている。最近製粉技術の進歩によって平均粒径が50μmと小麦粉と同等の米粉が製造できるようになった。本研究では,粉砕方法および粒子径が米粉のCarrの流動性指数および噴流性指数に与える影響に関して検討した。各種米を原料にして平均粒径が3~30μmの試料をジェットミルで,30~100μmの試料をハンマミルで調製した。試料の平均粒径が小さくなるに従い,水分および表面粗度は低下した。試料の流動性は,平均粒径が15μmまでは小さくなるに従い低下し,3μmになると精米粉では流動性は変化せず玄米粉では向上した。平均粒径が30μm以下の米粉試料の流動性は,上新粉に比べて低く,小麦粉と同程度であった。

シソーラス用語： *米粉 ,  粒径 ,  粉砕 ,  指数 ,  *微粉砕 ,  *製粉 ,  ジェットミル ,  ハンマミル ,  材料
準シソーラス用語： 粒子径 ,  Carrの流動性指数 ,  Carrの噴流性指数 ,  玄米粉 ,  上新粉 ,  モチ米粉 ,  ウルチ米粉 ,  *機能性食品素材

分類 (1件)： 製粉  (FJ04020E)

引用文献 (21件)：

• K. Yoza, M. Okabe, J. Shima; Present state and issues of rice powder utilization: rice bread (in Japanese), J. Jpn. Soc. Food Sci. Technol., 55, 444-454(2008).
• R. S. Kadan, R. J. Bryant, J. A. Miller; Effects of milling on functional properties of rice flour. J. Food. Sci., 73, 151-154(2008).
• J. J. Fitzpatrick, T. Iqbal, C. Delaney, T. Twomey, M. K. Keogh; Effect of powder properties and storage conditions on the flowablility of milk powders with different fat content. J. Food Eng., 64, 435-444(2004).
• E. Teunou, J. J. Fitzpatric, E. C. Synnott; Characterisation of food powder flowability. J. Food Eng., 39, 31-37(1999).
• J. J. Fitzpatric, S. A. Barringer, T. Iqbal; Flow property measurement of food powders and sensitivity of Jenike’s hopper design methodology to the measured values. J. Food Eng., 61, 399-405(2004).

タイトルに関連する用語 (5件)： 粉砕 ,  粒子径 ,  米粉 ,  流動 ,  噴流