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J-GLOBAL ID：200902239769909855   整理番号：09A0921250

密度が変化する核スピン浴に結合された個別スピンのコヒーレンス

Coherence of single spins coupled to a nuclear spin bath of varying density

著者 (13件)： MIZUOCHI N. (Univ. Tsukuba, Kasuga, JPN) ,  MIZUOCHI N. (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  NEUMANN P. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  REMPP F. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  BECK J. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  JACQUES V. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  SIYUSHEV P. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  NAKAMURA K. (Tokyo Gas Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  TWITCHEN D. J. (Element Six Ltd., Berkshire, GBR) ,  WATANABE H. (AIST, Tsukuba, JPN) ,  YAMASAKI S. (AIST, Tsukuba, JPN) ,  JELEZKO F. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  WRACHTRUP J. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 80  号： 4  ページ： 041201.1-041201.4  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： より多くの核を電子スピンに結合させるために格子中の常磁性¹³C核の濃度を増大させるアプローチを採用した。本研究で用いた量子系はダイアモンド中の負荷電窒素空格子点(NV)である。高密度核スピンクラスターにおいて3個までの個別的核のコヒーレント制御を証明した。電子スピンの自由誘導減衰時間T₂^*とコヒーレンス時間T₂の¹³C濃度依存性はそれ以外では清浄なダイアモンドにおける脱位相の主要な原因として¹³C核を指している。純粋なダイアモンドの場合に電子スピンに対して30μsほどのT₂^*と0.65msまでのT₂を観測した。T₂が近似的に1/nのように減少することを見出した(nは¹³C濃度)。これは核スピン浴と相互作用する電子スピンに対する報告されているT₂の理論的線に一致する。

シソーラス用語： *核スピン ,  *クラスタ ,  コヒーレンス ,  炭素13 ,  *電子スピン ,  *スピン-スピン相互作用 ,  *ダイヤモンド ,  空格子点 ,  窒素
準シソーラス用語： スピンクラスタ ,  窒素空格子点

分類 (1件)： 磁気共鳴・磁気緩和一般  (BM07010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 密度 ,  核 ,  スピン浴 ,  スピン ,  コヒーレンス