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J-GLOBAL ID：200902239862849790   整理番号：08A1230218

生態学的マルチモーダルインタフェースを用いた車両状態提示がステアバイワイヤ車両の運転行動に与える影響

著者 (2件)： 平岡敏洋 (京大 大学院情報学研究科) ,  熊本博光 (京大 大学院情報学研究科)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌  (Transactions of Human Interface Society)
巻： 10  号： 4  ページ： 569-579  発行年： 2008年11月25日 
JST資料番号： L3614A  ISSN： 1344-7262  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交通事故を未然に防ぐ予防安全技術の一つにステアバイワイヤ(SBW:Steer-By-Wire)機構がある。四輪アクティブ操舵則や操舵反力提示法について生態学的インタフェース設計の視点から再考察を行い,制御則が運転者にとって直感的にわかりやすく,車両状態の把握が容易な触力覚情報提示系となっていることを示す。さらに,触力覚情報に加えて,摩擦円の概念に基づく加速度情報を視覚的に提示することで,車両が走行する路面状況や車両運動制御則の作動状態を,直感的によりわかりやすく運転者に伝達可能にする生態学的マルチモーダルインタフェースを提案する。

シソーラス用語： *マルチモーダルインタフェイス ,  操舵装置 ,  運転者 ,  *力覚 ,  *触覚 ,  加速度 ,  運動制御 ,  路面 ,  生態学 ,  助成 ,  操作 ,  ステアバイワイヤ ,  車両 ,  インタフェイスデザイン
準シソーラス用語： インタフェイス設計 ,  運転支援 ,  *運転操作 ,  *情報提示

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  振動,乗心地  (QG02030D)

引用文献 (15件)：

• HIRAOKA, T. Sideslip angle estimation and active front steering system based on lateral acceleration data at centers of percussion with respect to front/rear wheels. JSAE Review. 2004, 25, 1, 37-42
• 平岡敏洋. モデル追従型スライディングモード制御による四輪アクティブ操舵車両. 自動車技術会論文集. 2004, 35, 4, 163-169
• 平岡敏洋. タイヤ負荷の Minimax 最適化による制駆動力配分 (四輪アクティブ操舵による横すべり零化制御の場合). 日本機械学会論文集 (C編). 2005, 71, 704, 1238-1246
• 安部正人. 自動車の運動と制御. 2004
• 平岡敏洋. 操舵反力提示による車両状態の判別性向上がステアバイワイヤ車両の運転行動に与える影響. ヒューマンインタフェース学会論文誌. 2007, 9, 4, 95-104

タイトルに関連する用語 (4件)： 生態 ,  マルチモーダルインタフェース ,  ステアバイワイヤ ,  行動