文献

J-GLOBAL ID：200902242634827787   整理番号：09A0154321

電場スイッチングによる粒子の電気泳動浮遊と分画

Electrophoretic Levitation and Focusing of Particles by Field Switching

著者 (3件)： YAMADA Mikinori (Dep. of Chemistry, Tokyo Inst. of Technol.) ,  HARADA Makoto (Dep. of Chemistry, Tokyo Inst. of Technol.) ,  OKADA Tetsuo (Dep. of Chemistry, Tokyo Inst. of Technol.)
資料名： Analytical Sciences  (Analytical Sciences)
巻： 25  号： 2  ページ： 279-284 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0673B  ISSN： 0910-6340  CODEN： ANSCEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スイッチングDC電場を用いた電極アレイへの並行電場は電極アレイの陽極高さで負荷電粒子の電気泳動浮遊と分画を可能にした。電場計算は電極アレイに並行な荷電粒子の移動を予測し,粒子トラジェクトリーは計算電場をよく反映していた。この原理を粒子の分画及び掃引に適用した。種々の実験変数による結果から,印加電圧の増加は初期分画速度を直線的に増加させるが,分画効率は低下し,電場スイッチング間隔の減少によって分画効率が増強されることが分かった。これらの結果は粒子の大きな横方向運動の抑制が分画効率の向上に重要なことを示唆していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： スイッチング ,  *電気泳動 ,  浮遊 ,  電極 ,  電場効果 ,  トラジェクトリー ,  分離効率 ,  *荷電粒子 ,  予測技法 ,  電圧依存性 ,  数値計算 ,  電極アレイ
準シソーラス用語： 電場スイッチング

分類 (2件)： 電気泳動分析  (CC04017K) ,  物理化学一般  (CB01010X)

引用文献 (20件)：

• 1. P. R. Leroueil, S. Hong, A. Mecke, J. R. Baker, B. G. Orr, and M. M. B. Holl, Acc. Chem. Res., 2007, 40, 335.
• 2. V. Biju, T. Itoh, A. Anas, A. Sujith, and M. Ishikawa, Anal. Bioanal. Chem., 2008, 391, 2469.
• 3. I. Djerdj, D. Arcon, Z. Jaglicic, and M. Niederberger, J. Solid State Chem., 2008, 181, 1571.
• 4. N. Dmitruk, T. Barlas, A. Dmytruk, A. Korovin, and V. Romanyuk, J. Nanosci. Nanotechnol., 2008, 8, 564.
• 5. Y. Negishi, Y. Takasugi, S. Sato, H. Yao, K. Kimura, and T. Tsukuda, J. Am. Chem. Soc., 2004, 126, 6518.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電場 ,  スイッチング ,  電気泳動 ,  浮遊 ,  分画