文献
J-GLOBAL ID:200902243026569577   整理番号:09A0597693

かつてのアウトオブシーケンス衝上断層内および周辺の流体流動および変形の様式:西南日本,四万十付加複合岩体中の延岡構造線からの例

Style of fluid flow and deformation in and around an ancient out-of-sequence thrust: An example from the Nobeoka Tectonic Line in the Shimanto accretionary complex, Southwest Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 333-351  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: W0485A  ISSN: 1038-4871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
かつてのアウトオブシーケンス衝上断層(OST)であり,深部(7~9km)の特徴を持っている,四万十付加複合岩体中に発達する延岡構造線の地質調査,熱構造,および微細構造解析を行い,その流体流動および変形の様式を明らかにした。その結果,延岡構造線は,下盤の剪断帯は走向に沿って大きく変化し,幅は100~300mの範囲にある。剪断帯内には鉱物脈が発達する。このような変化は主として岩相の違いを反映しており,相対的に厚い砂岩が卓越する剪断帯にはマイクロクラックを充填する多量の鉱物脈が発達するのに対して,薄い頁岩が卓越する剪断帯には少量の鉱物脈が認められる。鉱物脈の光学顕微鏡とSEMカソードルミネッセンス像から,砂岩が卓越する剪断帯中の鉱物脈は高間隙圧の流体流動痕跡を有していると考えられる。浅部OST(3~5km)は急速な滑りと流体の集中を伴う反復性の脆性破壊を被っているのに対し,深部OSTは脆性破壊及び延性変形が共存し,岩相に依存して多様な流体流動の様式を伴うことを指摘した。岩相はOST内および周辺の流体流動および変形の様式を決定するのに最も重要である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地質構造・テクトニクス 

前のページに戻る