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J-GLOBAL ID:200902243813381119   整理番号:08A0299365

2006年3月21日に小噴火した雌阿寒岳の観測報告

著者 (16件):
資料名:
号: 78  ページ: 183-191  発行年: 2007年03月30日 
JST資料番号: F0334A  ISSN: 1345-3815  CODEN: HCKHAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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雌阿寒岳で2006年2月中旬から地震活動が活発になり,3月21日の早朝に火山性微動を伴う小規模な噴火が発生したため,北海道立地質研究所では,次の調査および観測を実施した。(1)噴火地点の観測および火口の温度観測,(2)火山灰および泥流の分布・噴出量などの調査,(3)山麓温泉,湧水および河川水の水質分析,(4)小噴火に関連したGPSによる地殻変動観測,(5)このほか,4月中旬から,阿寒湖畔で未利用3温泉井3を利用して地下水位連続観測を開始した。本報告では,これらの調査・観測結果の概要を述べる。この噴火は,1998年11月の小噴火以来8年ぶりであり,これまでの主な活動火口域であったポンマチネシリ火口南縁の96-1火口ではなく,その北西側にある赤沼火口内およびその外側の北西側斜面(標高約1,300m地点)の2か所で発生した。
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分類 (4件):
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火山地質学一般  ,  地震活動  ,  測地学  ,  水圏・生物圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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