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J-GLOBAL ID:200902244315635088   整理番号:09A0387356

製パン適性の良い硬質小麦新品種「ミナミノカオリ」の育成

著者 (13件):
資料名:
号: 51  ページ: 41-64  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: Z0067A  ISSN: 1346-9177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ミナミノカオリ」は,早生で耐倒伏性が優れ,蛋白質含量が高く,製パン適性の優れた暖地・温暖地向けパン用硬質品種で,2004年1月に「小麦農林160号」として命名登録された。本稿では,「ミナミノカオリ」の来歴,育成経過,特性等について報告する。本品種は,高蛋白質で製パン適性の優れた硬質小麦品種「PampaINTA」と,早生で短強稈多収の日本めん用系統「西海167号」の交配から,派生系統育種法により選抜固定を図り育成した硬質小麦品種である。「農林61号」と比較して以下のような特徴がある。2~3日程度早生で,褐ぷで稈長と穂長は短く,穂数はやや少なく,耐倒伏性は強い。粒の形は中,粒の大小はやや大,粒の色は褐色で,粒質は硝子質である。千粒重は大きく容積重はやや大きいが,収量はやや少ない。縞萎縮病に強く,赤さび病とうどんこ病にはやや強く,赤かび病にはやや弱い。穂発芽性はやや易である。製粉歩留とミリングスコアはやや高く,60%粉の灰分がやや多く,粉の黄色みは少ない。生地特性が強力的で,パン用硬質小麦の特徴を備えている。「ニシノカオリ」に比べて,パンの比容積(ふくらみ)や官能試験の評点が良く,製パン適性が優れる。また,原麦および60%粉名の粗蛋白質含有率が高く,醤油醸造用にも適する。
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  作物の品種 
タイトルに関連する用語 (4件):
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