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J-GLOBAL ID:200902246829048877   整理番号:09A1262708

閉鎖性2海域(洞海湾,有明海)における底質中の有害物質蓄積量

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資料名:
巻: 51  号: 12  ページ: 997-1006  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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底質は,人間活動によって排出された重金属や化学物質など各種汚染物質の最終的な溜まり場であるが,底質への関心は水質に比べて一般に低い。有明海は,底生生物の種および生息量が減少し,水質が改善した洞海湾の底生生物は未だに貧弱である。そこで,両海域を対象に底質中の重金属と化学物質を調査し,米国の底質ガイドラインとの比較を行なった。その結果,有明海の底質への蓄積は底生生物に影響を与えるレベルではなかったが,洞海湾では多環芳香族炭化水素と重金属が底生生物の生息に悪影響を与えるレベルであることが確認された。また,底質中の全有機炭素と重金属および化学物質濃度には有意な正の相関が認められ,底質中に有機物が多いほど重金属や化学物質の蓄積量も増加することが確認された。さらに,覆砂時期が異なる底質を調査した結果,時間とともに重金属や化学物質を含む有機物を吸着した微細粒子の堆積が進み,覆砂の効果が低減することがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般 

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