抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マンション等の集合住宅の開放的な居住空間をより簡便に実現するために,梁下の有効高さを大きく確保する手段として柱幅よりも梁幅の広い扁平梁構法を開発した。扁平梁構法は,一般的な鉄筋コンクリート造ラーメン架構において,梁幅を柱幅よりも広くすることで梁成の低くした扁平梁に置き換え,建物の階高を変えずに梁下有効寸法をより大きくすることを可能にしたものである。縮小試験体と準実大試験体を用いた実験研究により,扁平梁構法を用いた設計が可能であることを確認し,いくつかのプロジェクトに本構法を採用している。本レポートでは,設計の考え方,実験研究,適用例について示し,扁平梁構法の開発について述べている。(著者抄録)