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J-GLOBAL ID：200902247690339207   整理番号：09A1187642

加熱及びリフォールディングに対してリゾチームの不活性化を防止するための溶液添加剤の必須構造

Indispensable Structure of Solution Additives to Prevent Inactivation of Lysozyme for Heating and Refolding

著者 (4件)： MATSUOKA Tsuneyoshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  HAMADA Hiroyuki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MATSUMOTO Koji (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SHIRAKI Kentaro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 25  号： 5  ページ： 1515-1524  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グアニジニウム基,アミノ基,ウレイド基,カルボキシル基及びヒドロキシル基を含む一連の44種の溶液添加剤を体系的に調製し,リゾチームの熱処理及びリフォールディング期間における誤折畳みに及ぼす影響を調べた。天然リゾチームの熱処理に対して有効な添加剤はアミノ酸部分の主鎖を持ち,エステル化及びアミド化カルボキシル基を持つアミノ酸がアミノ酸自身より誤折畳みを効率的に防止した。酸化リフォールディングに対して有効な添加剤はグアニジニウム又はウレイド基を持ち,前者は非折畳みポリペプチド主鎖間の疎水性相互作用を防止し,後者は芳香族及び脂肪族側鎖の溶解度を増加した。また,本結果はアルギニン及びその誘導体が両誤折畳みに対して有効な多用途添加剤であることを支持した。

シソーラス用語： *加熱 ,  *リゾチーム ,  *添加剤 ,  アミノ基 ,  基 ,  熱処理 ,  エステル化 ,  アミド化 ,  アミノ酸 ,  デコンボリューション ,  ポリペプチド ,  疎水性相互作用 ,  溶解度 ,  *折畳み構造 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  カルボキシ基 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  ヒドロキシル基 ,  ウレイド基 ,  グアニジニウム基 ,  *誤折畳み ,  *酸化リフォールディング ,  蛋白質折畳み

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  有機化学反応一般  (CF02010Q)

物質索引 (2件)： アルギニン ,  グアニジニウム

タイトルに関連する用語 (5件)： リフォールディング ,  リゾチーム ,  不活性化 ,  溶液 ,  添加剤