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J-GLOBAL ID：200902250255423221   整理番号：09A1014882

Pt/γ-Al₂O₃触媒表面での水素スピルオーバの動力学:量子化学分子動力学研究

Dynamics of Hydrogen Spillover on Pt/γ-Al₂O₃ Catalyst Surface: A Quantum Chemical Molecular Dynamics Study

著者 (11件)： AHMED Farouq (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ALAM Md. Khorshed (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SUZUKI Ai (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KOYAMA Michihisa (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TSUBOI Hideyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  HATAKEYAMA Nozomu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ENDOU Akira (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TAKABA Hiromitsu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  DEL CARPIO Carlos A. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KUBO Momoji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MIYAMOTO Akira (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 35  ページ： 15676-15683  発行年： 2009年09月03日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NO_x処理に関連して,Pt/γ-Al₂O₃触媒表面での水素スピルオーバプロセスのメカニズムを,量子化学分子動力学(QCMD)により理論検討した。計算を,自家製システムColorsに装備した強束縛近似(TB-QC)手法を使用して行った。TB-QC法の正確性を検証するために密度汎関数法(DFT)計算を行った。DMolコード及び分極関数を有する二重数値基底関数系(DNP)を使用した。異なるシミュレーション時間(0~155fs)での超加速(UA)-QCMD計算の6連続スナップショット図などを提示した。本UA-QCMDシミュレーションの結果,γ-Al₂O₃担体でのH原子の吸着は準安定状態であり,原子は他のH原子により容易に還元されてH₂分子を形成すること,分子は水素スピルオーバ源として働く金属と再び反応すること,水素原子の吸着は,金属触媒粒子近傍のサイトから離れたサイトへの拡散の原因となり,これがH原子スピルオーバ現象に対する必須の段階となることが分かった。

シソーラス用語： *スピルオーバ ,  強束縛近似 ,  密度汎関数法 ,  基底関数系 ,  データ収集 ,  準安定状態 ,  還元 ,  *水素 ,  担持触媒 ,  白金触媒 ,  酸化アルミニウム ,  *計算機シミュレーション ,  計算 ,  *動力学 ,  酸化窒素 ,  排ガス処理 ,  吸着
準シソーラス用語： スナップショット ,  分極関数 ,  *分子動力学シミュレーション ,  量子化学計算

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  排ガス処理  (PB02060U)

タイトルに関連する用語 (9件)： Pt ,  γ-AL2O3 ,  触媒 ,  水素 ,  スピルオーバ ,  動力学 ,  量子化学 ,  分子動力学 ,  研究