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J-GLOBAL ID：200902251827965027   整理番号：08A0860071

土壌動物群集に基づく都市緑地土壌の生物多様性評価に関する研究-緑地の造成方法と植生管理に着目して-

著者 (4件)： 武田美恵 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  渡邊眞紀子 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  原田洋 (横浜国大 教育人間科学) ,  立花直美 (武蔵野美術大 造形)
資料名： Eco-Engineering  (Eco-Engineering)
巻： 19  号： 4  ページ： 229-237  発行年： 2007年10月31日 
JST資料番号： L1390A  ISSN： 1347-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神奈川県北部の公園や大学キャンパスなどの都市緑地を調査対象として,造成履歴や植生管理の違いが土壌特性と土壌動物の多様性に及ぼす影響を調べた。その結果,草地は植生管理の方法による土壌環境の改変速度の調整が最も容易であった。また,土壌動物の生息環境の豊かさは裸地や草地で評価が高く,造成時の土壌の初期条件に影響を受けやすかった。そして,コンクリート塊などの無機物の混入によって土壌の人工度が高いことよりも,芝地らしく植生を維持管理することのほうが土壌動物の単純化に及ぼす影響が大きかった。造成方法と植生の自然度は土壌の発達に要する時間と方向性の決定要因であった。

シソーラス用語： 都市 ,  *緑地 ,  *土壌動物 ,  生物多様性 ,  ファウナ ,  土壌特性 ,  造園 ,  土地造成 ,  *植生 ,  栽培管理 ,  草原
準シソーラス用語： 造成 ,  草地

分類 (2件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y) ,  土壌生物  (FB04050N)

引用文献 (27件)：

• Aoki, J., 1973: Soil zoology. Hokuryukan, Tokyo, p. 327
• (青木淳一, 1973: 土壌動物学·北隆館, 東京, p. 327)
• Aoki, J., 1989: Index of nature richness based on soil animal communities in Japanese. Manual of investigation method urbanization and industrialization influence on animals and plants, Chiba Prefecture, pp. 127-143.
• (青木淳一, 1989: 土壌動物を指標とした自然の豊かさの評価·都市化·工業化の動植物影響調査マニュアル, 千葉県, pp. 127-143.)
• Bureau of Port and Harbor, Tokyo Metropolitan Government, 1981: Soil and vegetation research report for tree planting in port of Tokyo coastal areas ’80.

タイトルに関連する用語 (11件)： 土壌動物 ,  群集 ,  都市緑地 ,  土壌 ,  生物多様性 ,  評価 ,  研究 ,  緑地 ,  造成 ,  植生管理 ,  着目