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J-GLOBAL ID:200902252159517498   整理番号:08A1000648

蛋白質のグリコシル化過程に及ぼすグアバ(Psidium guajava L.)葉エキス及びその活性化合物の阻害作用

Inhibitory effects of guava (Psidium guajava L.) leaf extracts and its active compounds on the glycation process of protein
著者 (4件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 78-84  発行年: 2009年03月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高血糖は糖尿病合併症の重要因子である蛋白質のグリコシル化,初期グリコシル化産物及び後期糖化反応生成物(AGEs)の産生を促進させる。この研究ではグアバ葉及び化合物のアルブミン/グルコースモデル系におけるグリコシル化の阻害能を検討し,これらエキスの効力を緑茶から抽出した市販多価フェノール製品であるポリフェノン60及び標準抗グリコシル化剤であるアミノグアニジンのそれと比較した。その結果はα-ジカルボニル化合物の形成に対するグアバ葉エキスの阻害作用が50μg/mlで95%以上であることを示唆した。存在するフェノール類すなわち没食子酸,カテキン及びクエルセチンは80%以上の阻害作用を示したが,フェルラ酸は活性を示さなかった。グアバ葉エキスもAmadori反応産物及びグルコース存在下アルブミン由来AGEsの生成に対する強い阻害作用を示した。フェノール類もアルブミンのグリコシル化に強い阻害作用を示し,特に,クエルセチンは100μg/mlで95%以上の阻害作用を示した。以上の結果から,グアバ葉エキスは有力な抗グリコシル化剤であり,糖尿病のグリコシル化関連合併症において非常に有用になり得ることが分った。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
物質索引 (5件):
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