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J-GLOBAL ID：200902256608415536   整理番号：09A0231050

カイワレダイコン(Raphanus sativus L.‘Kaiwaredaikon(Japanese radish sprout)’)の生育および抗酸化活性に与える気温の影響

Effect of temperature on the growth and antioxidative activity of Raphanus sativus L. Kaiwaredaikon (Japanese radish sprout)

著者 (4件)： 松本恵子 (東京工科大 応用生物) ,  多田雄一 (東京工科大 応用生物) ,  清水浩 (京大 大学院農学研究科) ,  澁澤栄 (東京農工大 農)
資料名： 植物環境工学  (Journal of Science and High Technology in Agriculture)
巻： 21  号： 1  ページ： 29-34  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L1430A  ISSN： 1880-2028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気温がカイワレダイコンの生育と抗酸化活性に与える影響を調べた。気温は,15,20,25°Cの3水準を設定し,6日間栽培し,胚軸長,新鮮重,新鮮重/胚軸長比,含水率,DPPHラジカル補足活性,総ポリフェノール含量を測定した。気温が下がると,胚軸長は短く,新鮮重と含水率は下がったが,DPPHラジカル補足活性と総ポリフェノール含量は高くなった。DPPHラジカル捕捉活性と総ポリフェノール含量の間には,正の相関があったので,温度が下がると総ポリフェノール含量が蓄積し,抗酸化能は高まった。

シソーラス用語： *ダイコン ,  *気温 ,  植物成長 ,  成分 ,  性質 ,  胚軸 ,  重量 ,  含水量 ,  多価フェノール ,  *酸化防止 ,  スカベンジャー ,  芳香族ニトロ化合物 ,  ヒドラジルラジカル ,  植物成分 ,  *カイワレダイコン ,  抗酸化能 ,  植物生理
準シソーラス用語： 含水率 ,  植物生育

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

物質索引 (1件)： DPPHラジカル

引用文献 (21件)：

• Ebisawa M, Shoji K, Kato M, Shimomura K, Goto F, Yoshihara T. Supplementary ultraviolet radiation B together with blue light at night increased quercetin content and flavonol syntheses gene expression in leaf lettuce (Lactuca sativa L.). Environ. Control. Biol. 46(1): 1-11. 2008.
• Iker H, Leonor A, Sergi MB. Enhanced oxidation of flavan-3-ols and proanthocyanidin accumulation in water-stressed tea plants. Phytochemistry 67: 1120-1126. 2006.
• 前川健次郎, 前田智雄, 大島先周, 鈴木 卓, 大澤勝次. 数種アブラナ科スプラウトの抗酸化成分含量および抗酸化能に及ぼす照射光強度の影響. 園芸学研究. 5(3): 315-320. 2006.
• 前田智雄, 角田英男, 大島先周, 前川健次郎, 鈴木 卓, 大澤勝次. 補光装置によるアブラナ科スプラウトのポリフェノール含量および抗酸化能の増大. 植物環境工学. 18(1): 35-41. 2006.
• 橘田浩二, 中村 隆, 森田尚文, 今堀善洋, 鈴木敏征, 池田英男. ‘水ナス果実’ の抗酸化活性並びに外傷によるその活性の増大. 園芸学研究. 4(2): 229-232, 2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： カイワレダイコン ,  Raphanus ,  生育 ,  抗酸化活性 ,  気温