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J-GLOBAL ID：200902258991628656   整理番号：09A0553479

マンゴーの近赤外線(NIR)による品質評価と消費者の食味評価の関係

著者 (2件)： 菊地香 (琉球大 農) ,  平良英三 (琉球大 農)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 84  号： 6  ページ： 614-623  発行年： 2009年06月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄県産マンゴーについて近赤外分光法による非破壊評価法を検討し,小売店での食味調査を実施して,品質と消費者の嗜好について整理した。沖縄県における果樹振興策と生産動向を解説し,パインアップルの減少傾向と高品質マンゴーの安定生産の必要性を述べた。アトライン型近赤外分析装置を用いてアーウィン種を対象に果実の近赤外スペクトルを測定し,糖度の分析を行なって非破壊品質評価が可能であると判断した。アンケートによる食前評価,食中,食後の食味調査の結果とNIRの糖度との関係について検討した結果,NIRによる選果は糖度を中心にした品質管理に適したが,マンゴーの品質評価においては果肉の色,香りおよび食感を良くする必要があった。

シソーラス用語： *マンゴー ,  *近赤外分光分析 ,  非破壊検査 ,  *食感品質 ,  消費者志向 ,  嗜好性 ,  果樹 ,  農業政策 ,  生産 ,  パイナップル ,  栽培品種 ,  糖度 ,  性能評価 ,  アンケート ,  選別 ,  品質管理 ,  果肉 ,  色 ,  沖縄県 ,  小売店
準シソーラス用語： 安定生産 ,  果樹振興策 ,  香り ,  食味調査 ,  生産動向 ,  選果 ,  *品質評価

分類 (1件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z)

引用文献 (7件)：

• 沖縄県農林水産部編 2007. 沖縄県の園芸・流通.
• 菊地 香・中村哲也 2004. 収量低下傾向にあるパインアップル産地の生産・流通対応に関する研究-加工中心から生食へ転換する東村の事例調査をもとに-. 沖縄農業 38(1): 35-47.
• 菊地 香・魏台錫・中村哲也・川満芳信 2006. パインアップル産地の流通対応に関する研究-加工中心から生食へ転換する東村をもとに-. 食品流通研究 (韓國食品流通學會) 2(2): 31-52.
• 菊地 香 2007. 果実の流通システムとマーケティング-離島における農業の生産・流通システムの構築-. 農業および園芸 82(1): 190-198.
• 中村哲也・菊地 香・慶野征じ・吉田昌之 2004. 貿易自由化後におけるパインアップル農家の生産規模規定要因-沖縄県国頭郡東村における農家アンケートからの接近-. 農林業問題研究 40(1) 194-199.

タイトルに関連する用語 (5件)： マンゴー ,  近赤外線 ,  品質評価 ,  消費者 ,  食味評価