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J-GLOBAL ID：200902259038117101   整理番号：08A0249677

PD-1/PD-L1複合体は抗体およびT細胞受容体の抗原結合性Fvドメインに類似している

The PD-1/PD-L1 complex resembles the antigen-binding Fv domains of antibodies and T cell receptors

著者 (11件)： LIN David Yin-Wei (National Inst. Health, MD) ,  TANAKA Yoshimasa (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANAKA Yoshimasa (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  IWASAKI Masashi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  GITTIS Apostolos G. (National Inst. Health, MD) ,  SU Hua-Poo (National Inst. Health, MD) ,  MIKAMI Bunzo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OKAZAKI Taku (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HONJO Tasuku (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MINATO Nagahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  GARBOCZI David N. (National Inst. Health, MD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 8  ページ： 3011-3016  発行年： 2008年02月26日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトPD-L1と複合体を形成したマウスPD-1の結晶構造を解析した。PD-1とPD-L1は,それぞれの免疫グロブリン様Vドメインの保存された前面および側面で相互作用していた。この相互作用は,抗体およびT細胞受容体の免疫グロブリン様Vドメインと同様であった。保存された残基をマッピングして,PD-1とPD-L1の界面の形成に重要な残基を同定した。以前に報告された結合欠失型突然変異にはPD-1とPD-L1の相互作用に関係するものもあれば,蛋白質のフォールディングを損なうものもあった。PD-1/PD-L1複合体のVドメインが抗原受容体のVドメインと類似していることから,免疫細胞のPD-1受容体がPD-L1リガンドと結合すると,第3の分子のための結合部位が形成する可能性がある。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *CD抗原 ,  *膜貫通タンパク質 ,  *タンパク質複合体 ,  T細胞受容体 ,  ヒト ,  マウス ,  結合部位 ,  分子間相互作用 ,  刺激 ,  免疫トレランス
準シソーラス用語： *PD-1 ,  *PD-L1 ,  共刺激 ,  免疫グロブリン様Vドメイン

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (9件)： PD-1 ,  PD-L1 ,  複合体 ,  抗体 ,  T細胞受容体 ,  抗原 ,  結合性 ,  ドメイン ,  類似