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J-GLOBAL ID:200902261082291784   整理番号:06A0787366

着色米から分離したフェノール化合物の同定及びそれらのアルドースレダクターゼ阻害活性

Identification of phenolic compounds isolated from pigmented rices and their aldose reductase inhibitory activities
著者 (3件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 1616-1625  発行年: 2007年 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つのアントシアニン(シアニジン3-O-β-グルコシド及びペオニジン3-O-β-グルコシド)及び他のフェノール(フェルラ酸)は個別に黒及び着色褐色米(Oryza sativa L.ジャポニカ)から分離され,それらの完全構造が分光分析(H NMR,C NMR及びMALDI MASS)により測定された。黒米から抽出されたアントシアニンのHPLCプロファイルは最初のピーク(85%)としてシアニジン3-O-β-グルコシドを,第二ピーク(15%)としてペオニジン3-O-β-グルコシドを示し,着色褐色米のそれは最初のピーク(85.7%)としてフェルラ酸を,第二ピーク(14.3%)としてトコール類を示した。いくつかのトコールはそれらの構造及び量にいくらかの差異を持つ両米の不鹸化画分から分離,同定された。分離化合物のアルドースレダクターゼ阻害活性は以下の減少順位であった:シアニジン3-グルコシド>クエルセチン>フェルラ酸>ペオニジン3-グルコシド>トコフェロール。すべての分離化合物はアルドースレダクターゼに対して有意な阻害活性を示し,両着色米とも食品加工における健康増進食品添加剤として糖尿病合併症との戦いにおいて顕著に寄与すると示唆された。Copyright 2006 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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穀類とその製品一般  ,  食品の分析  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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