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J-GLOBAL ID:200902266203172976   整理番号:08A0634055

南西日本における最も若いブルーシスト帯:白亜紀三波川高P/T変成帯における上昇露出に対するインプリケーション

The youngest blueschist belt in SW Japan: implication for the exhumation of the Cretaceous Sanbagawa high-P/T metamorphic belt
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 583-602  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: H0951A  ISSN: 0263-4929  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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北部四万十帯の構造発達を岩石学的,地球化学的に研究した。変成ピークのPT条件は相平衡とソーダ質角閃石の組成から44.5kbar,240-270°Cと推定した。この変成条件はブルーシスト,グリーンシスト,およびパンペリアイトーアクチノライト相の漸移帯に相当する。フェンジャイトのK-Ar年代はマフィックシストで64.8±1.4および64.4±1.4Maであり,泥岩質シストでは65.0±1.4,61.4±1.3および63.6±1.4Maである。大歩危地域の変成温度はフェンジャイトの閉鎖温度以下であるので,K-Ar年代は北部四万十帯の変成ピークの年代を示している。北部四万十帯は広い意味でブルーシスト相に相当する。我々の研究から上部を覆う三波川帯の剥離侵食をもたらしたメカニズムへの制約条件を以下のように明らかにした。(1)三波川帯は厚さ約30kmの薄い構造的薄片である。(2)このベルト内では変成条件が5kbarから25kbar,300°Cから800°Cへ変化し,構造的な中心部分から対称的に変成度が減少する。(3)三波川変成岩は60kmの深さから上昇侵食し,15-17kmの深さで北部四万十帯の上に付加された。これらの結果から,最も確からしい上昇侵食メカニズムはウエッジでの押し出しである。
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分類 (2件):
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変成岩  ,  年代測定 
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