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J-GLOBAL ID：200902267011738700   整理番号：09A0847415

熱及び折畳み誘導凝集に及ぼす溶液添加の影響での差異

Differences in the Effects of Solution Additives on Heat- and Refolding-Induced Aggregation

著者 (4件)： HAMADA Hiroyuki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TAKAHASHI Ryouta (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NOGUCHI Takumi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SHIRAKI Kentaro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 24  号： 2  ページ： 436-443  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子量蛋白質凝集抑制剤としてのグアニジン(Gdn),アルギニン(Arg)及びスペルミジン(Spd)存在下に熱変性と還元型及び変性卵白リゾチームの熱及び酸化的折畳み誘導凝集を試み,これら低分子量蛋白質凝集抑制剤の影響を調べた。Gdnは熱凝集を抑制しなかったが,酸化的折畳み収率を増加した。Spdは熱誘導凝集抑制に対して3者間で最も効率的であったが,酸化的折畳みでの凝集を促進した。Argは両凝集プロセスに対して有効であった。リゾチーム溶解度分析及び熱非折畳み実験はSpdが天然リゾチームから優先的に排除され,Arg及びGdnが酸化的折畳み期間でのモデル中間体を可溶化することを示した。本結果は蛋白質表面に対する抑制剤の選好性が凝集抑制に及ぼす影響での差異を引き起こすことを示唆した。

シソーラス用語： *凝集 ,  添加剤 ,  抑制剤 ,  *リゾチーム ,  溶解度 ,  可溶化 ,  *抑制 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  ジアミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： *蛋白質凝集 ,  *蛋白質凝集抑制 ,  *卵白リゾチーム

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (3件)： アルギニン ,  グアニジン ,  スペルミジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 折畳み ,  誘導 ,  凝集 ,  溶液 ,  差異