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J-GLOBAL ID:200902270396593210   整理番号:09A0357949

職業または世帯収入ではなく,教育は,日本の妊婦の好ましい食事摂取パターンと正の相関がある:大阪母子保健研究

Education, but not occupation or household income, is positively related to favorable dietary intake patterns in pregnant Japanese women: the Osaka Maternal and Child Health Study
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 164-172  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高い社会経済的地位の人が高品質の食事を消費することは,西欧諸国で蓄積された大量の疫学的データにより示されているが,日本を含めた非西洋人の食事におけるそのような社会経済的相違についての情報は,全く不足している。この断面研究では,日本の妊婦における食事摂取と社会経済的地位の関係を調べた。妊娠中の日本人女性1002人を対象とした。社会経済的地位は,教育,職業及び世帯収入によって評価した。有効な自記式包括食事歴法質問票を用いて食事摂取量を推定した。教育と蛋白質摂取量;総n-3及び海洋性n-3多価不飽和脂肪酸;食物繊維;コレステロール;カリウム;カルシウム;マグネシウム;鉄;ビタミンA,D,E及びC;葉酸9は正の相関にあり,炭水化物は逆相関であった。総脂肪;飽和,一価不飽和,総及びn-6多価不飽和脂肪酸;アルコール;ナトリウムの摂取量は,教育とは関係なかった。食品に関して,学歴の高さは,野菜,魚,甲殻類及びジャガイモの摂取量の高さ及び米摂取量の低さと関連していた。パン,麺,菓子,砂糖,油脂,豆類,ナッツ,肉,卵,乳製品又は果物の摂取量と教育は関係していなかった。仕事に関して,主婦は働く女性よりも,食物繊維,マグネシウム,鉄,ビタミンA,葉酸,豆類,ナッツの摂取量が高かった。世帯収入は,調査したどの栄養素にも食品にも関係していなかった。結論として,職業や世帯収入ではなく,教育は,日本の妊婦の好ましい食事摂取パターンと正の相関があった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品一般  ,  栄養調査 

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