文献
J-GLOBAL ID:200902273781652600   整理番号:08A1253419

海底地震計観測網を用いて得られる2007年中越沖地震の正確な余震分布

Precise aftershock distribution of the 2007 Chuetsu-oki Earthquake obtained by using an ocean bottom seismometer network
著者 (22件):
資料名:
巻: 60  号: 11  ページ: 1121-1126  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中越沖地震は2007年7月16日に発生した。地震発生のメカニズムを理解するためには,詳細な地震活動を得ることが重要である。2007年中越沖地震の震源域は大部分が新潟県中部中越地方の沖に位置するため,陸上地震観測網データだけを用いて断層の形態を推定するのは困難である。正確な余震分布は本震の断層形態を決定する上で不可欠である。2007年中越沖地震の詳細な余震分布を得るために,本震の震源域内及びその周辺に7月25日から8月28日まで32個の海底地震計(OBS)を設置した。更に観測期間中にエアガン及び海底地震計を用いた地震探査を行い,正確な震源決定のために観測域での地震波速度構造を得た。海底地震計,臨時に設置された陸上地震観測点,及びテレメータ陸上地震観測点を用いて,704回の余震を観測期間中に高い空間分解能で記録し,double-difference法を用いて位置決定した。余震の大部分は6~15kmの範囲の深さで発生しており,6km/sの層に対応している。震源の深さ分布から,余震は余震域全体において南東に傾斜した面上で発生している。この面の傾斜角は約40°である。この南東に傾斜した単一の面が本震の断層面に相当すると考えられる。ほとんど余震の発生しない領域は,本震のデータから大きなすべりが推定されるアスペリティに関係している。海岸に近い場合であっても海域で発生する地震の正確な深さを決定するためには,海底地震計観測は不可欠である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震活動 
引用文献 (15件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る