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J-GLOBAL ID:200902276728423770   整理番号:08A1036614

53BP1のスプライシング変異型を発現する癌細胞系の性質:53BP1でのチェックポイントと修復機能の分離

Characterization of a cancer cell line that expresses a splicing variant form of 53BP1: Separation of checkpoint and repair functions in 53BP1
著者 (6件):
資料名:
巻: 376  号:ページ: 509-513  発行年: 2008年11月21日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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53BP1は,チェックポイントシグナリングおよびDNA二本鎖切断に対する修復に重要な役割を果たす。結腸癌細胞系,SW48はエクソン10と11に相当する残基を欠く53BP1のスプライシング変異型を発現することを見出した。ATMの活性化およびATMとATR標的の燐酸化は,X線照射に反応してSW48細胞で生じ,これらX線誘導反応は,SW48細胞での完全な長さの53BP1発現によっては増加せず,このスプライシング変異体がSW48細胞で主なチェックポイントシグナリングを完全に活性化することを示した。これとは異なり,SW48細胞での完全な長さの53BP1の発現は,DNA傷害に対するマーカー,X線誘導γ-H2AX焦点のより迅速な消失およびX線照射後のより少ない残存染色体異常により示される,X線誘導DNA傷害の修復を促進した。53BP1の2種類の主要な役割,チェックポイントシグナリングおよびDNA傷害に対する修復は,機能的に分離できると結論した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 

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