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J-GLOBAL ID:200902278325740523   整理番号:09A0069844

当帰の等級指標となりうる揮発性成分の探索

Volatile Components Corresponding with the Quality of Touki
著者 (1件):
資料名:
巻: 52nd  ページ: 43-46  発行年: 2008年10月25日 
JST資料番号: L0852A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本薬局方[1]によると,日本で使用されている当帰はセリ科植物トウキ(Angelica acutiloba Kitagawa)またはホッカイトウキ(A. acutiloba Kitagawa var. sugiyamae Hikino)の根を,通例湯通ししたものとされている。このうち,トウキ由来の場合は「当帰」として,またホッカイトウキ由来の場合は「北海当帰」として区別されることが多い。当帰は芍薬と並んで,当帰芍薬散をはじめとする多くの漢方処方に用いられているが,中でも品質的には古くから「大和産」の当帰が最上とされており,現在でも「大和当帰」「大深当帰」と称される奈良県産は他地域で生産されたものより高値で取引されている。しかし,その価格の決定では専門家による,匂い,味,色,形状などを中心とした官能評価に負う部分が多く,通常は特定な成分による分析的な評価は行われていない。そこで,官能評価項目の味及び匂いの部分に着目し,当帰の品質の指標となりうる成分の検討を行ってきたが,味に影響すると考えられる不揮発性成分についてはTianniamら[2]が誘導体化後GC/TOF-MSにて品質と相関する成分を検索することにより,良質の当帰にはプロリン,燐酸,リンゴ酸,クエン酸などが多いことを明らかにした。本報告では,匂い成分に着目し,揮発性成分を対象として品質の指標となりうる成分を検索した結果について報告する。(著者抄録)
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分類 (2件):
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精油,香料  ,  ピラジン 
物質索引 (9件):
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