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J-GLOBAL ID：200902280895516320   整理番号：09A0986429

ラ・フランス果汁およびアルコール-エステル混合水溶液のヘッドスペースGC分析における塩析効果

著者 (3件)： 飛塚幸喜 (山形県工技セ) ,  安食雄介 (山形県工技セ) ,  野内義之 (山形県工技セ)
資料名： 日本食品工学会誌  (Japan Journal of Food Engineering)
巻： 10  号： 3  ページ： 155-162  発行年： 2009年09月15日 
JST資料番号： L4409A  ISSN： 1345-7942  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静的ヘッドスペースGC法(SHS-GC法)及び静的ヘッドスペース固相マイクロ抽出GC法(SPME-GC法)による香気成分の分析において,塩化ナトリウムを添加したときの検出感度の変化について検討した。ラ・フランス果汁及びアルコール-エステル混合水溶液を用いた。ラ・フランスの香気成分のうち,比較的低分子量のものはSHS-GC法,高分子量のものはSPME-GC法の感度が高かった。ラ・フランス果汁,アルコール-エステル混合水溶液とも,飽和量の塩化ナトリウムを添加することにより,ほぼ全ての成分の検出感度が向上した。

シソーラス用語： セイヨウナシ ,  *果汁 ,  塩析 ,  ヘッドスペース ,  ガスクロマトグラフィー ,  塩化ナトリウム ,  添加物効果 ,  食品分析
準シソーラス用語： ラ・フランス ,  固相マイクロ抽出 ,  *香気成分 ,  検出感度

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の分析  (FJ01030U)

引用文献 (16件)：

• M. Kawasaki, M. Nakajima, M. Tonoike; “Characteristics and analysis evaluation of aroma components (Nioi busshitsu no tokusei to bunseki hyouka) ”, Fragrance Journal Ltd, Tokyo, Japan, 2003, pp. 28-31.
• Nihon syokuhin kougyou gakkai; “Advances in food science and technology (IV) ”(in Japanese), Kourin, Tokyo, Japan, 1990, p. 8.
• N. Nishiya; “Analytical methods of aroma components by gas chromatography (2)(koukiseibun no gasukuromatogurafi niyoru bunsekihou (2))”. J. Brew. Soc. Japan, 78, 435-438(1983).
• A. Kobayashi; “Recent progress in flavor research”(in Japanese). J. Japanese Soc. Food Sci. Technol, 44, 169-176(1997).
• H. Nagai; “Improved analysis of flavor components in alcoholic beverages by headspace gas chromatography”(in Japanese). J. Japanese Soc. Food Sci. Technol, 39, 264-270(1992).

タイトルに関連する用語 (8件)： フランス ,  果汁 ,  アルコール ,  エステル ,  混合水溶液 ,  ヘッドスペース ,  GC分析 ,  塩析