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J-GLOBAL ID:200902281550457009   整理番号:08A0913464

成熟ラット大脳皮質における明暗周期の相進行はBDNFの産生を刺激するがその他の神経栄養因子は促進しない:CREBの活性化との連携

A phase advance of the light-dark cycle stimulates production of BDNF, but not of other neurotrophins, in the adult rat cerebral cortex: association with the activation of CREB
著者 (11件):
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巻: 106  号:ページ: 2131-2142  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,明暗周期に反応する脳領域の特定を試みた。そのため,成熟ラットの大脳皮質におけるBDNF及びその他の神経栄養因子のレベルと明-周期との関連を調べた。脳内諸部位におけるBDNFのレベルに対する明暗周期の影響を,日周変動と単回の8時間の明暗周期について検討した。小脳,海馬及び視覚野を含む大脳皮質(VCX)のBDNF蛋白質レベル並びにニューロトロフィン3(NT-3)レベルは日周変動を示した。VCXと嗅内皮質と扁桃核を含む領域(ECX)においては,BDNF蛋白質のレベルは相進行後12時間で増加したが,そのmRNAレベルは4時間後,VCXでは有意に増加し,ECXでは僅かに増加した。しかし,1週間後にはBDNFレベルは,試験した13領域のうち8領域において減少した。明飼育と暗飼育の間には,ECXでもVCXでもBDNFレベルに有意の差があったが,甲状腺機能の状態は影響がなかった。BDNFの転写因子であるCREB蛋白質はECX並びにVCXにおいて相進行により大きく活性化された。これらから著者等は,外部からの光線入力に反応するCREBに仲介されるBDNF合成経路が存在すると結論した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  生物学的機能 
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