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J-GLOBAL ID:200902282539634540   整理番号:09A0195456

電子鼻を用いたクマリン富化の日本緑茶及びそれらの特殊フレーバーの同定

Identification of coumarin-enriched Japanese green teas and their particular flavor using electronic nose
著者 (9件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 312-316  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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通常,茶フレーバーはガスクロマトグラフィー-質量分析とヒト食味パネルの組合せの使用により分析される。これらの方法は時間を消費し,あるいは不正確である。本仕事において,電子鼻(E-鼻)を用いてクマリン富化日本緑茶を同定しそれらの特殊フレーバーを評価する迅速・正確・非破壊的手法を提示した。主成分分析及びクラスタ分析を含む多変量解析により茶試料の判別を行い,様々な浸出条件下のクマリン富化茶の特殊(クマリン様)フレーバーを評価した。正しい分類がクマリンの様々な含量を持つ7茶試料について達成された。E-鼻はクマリン富化緑茶の製造過程時のクマリン含量の乾燥温度依存性傾向を成功裏に特性化した。それは比較的低い浸出温度と長い浸出時間が茶浸出のクマリン様フレーバーの放出に有効であることも明らかにした。更に,比較的新たに開発された「絶対値表現」(AVE)法を用いて,茶フレーバーを品質別に分割し,数値的に表現した。AVEの使用により,クマリン富化緑茶の全フレーバーにおけるクマリンの役割が解明された。これらの結果はE-鼻が特殊フレーバーを持つ緑茶の同定及び茶フレーバーの評価に使えることを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  食品の品質 
物質索引 (1件):
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