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J-GLOBAL ID:200902289623725083   整理番号:08A1053596

クラゲの視力はオプシン-GSカスケードにより仲介されるcAMPシグナル伝達により開始する

Jellyfish vision starts with cAMP signaling mediated by opsin-Gs cascade
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  号: 40  ページ: 15576-15580  発行年: 2008年10月07日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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動物では,光受容細胞のオプシンをベースとする光色素が光を捕捉する。次にGタンパク質を介して光伝達が進行する。本報では,光伝達の進化を分子レベルで理解するため,脊椎動物に近いレンズと毛様体様視細胞を有し,かつ原始的な動物である立方クラゲの光伝達を調べた。その結果,その毛様体様視細胞においてオプシンベースの色素が,緑色感受性視物質として機能し,そしてGタンパク質を介した光伝達カスケードを開始させることがわかった。また,クラゲの視細胞およびクラゲのオプシンを発現するHEK293S細胞では,光依存的cAMP上昇が認められた。左右相称動物前の動物において認められたことカスケードは,既知の光伝達と異なるものの,サイクリックヌクレオチドが関与している点で脊椎動物の光伝達と部分的に似ていることが示された。以上のことから,クラゲのような原始動物から脊椎動物まで,光伝達カスケードは一元的に進化してきたことが示唆された。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般 
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