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J-GLOBAL ID：200902290695162359   整理番号：08A0721237

スーパープレッシャー気球の開発と試験

Development and test of superpressure balloons

著者 (18件)： 井筒直樹 (宇宙航空研究開発機構) ,  福家英之 (宇宙航空研究開発機構) ,  山田和彦 (宇宙航空研究開発機構) ,  飯嶋一征 (宇宙航空研究開発機構) ,  松坂幸彦 (宇宙航空研究開発機構) ,  鳥海道彦 (宇宙航空研究開発機構) ,  野中直樹 (宇宙航空研究開発機構) ,  秋田大輔 (宇宙航空研究開発機構) ,  河田二朗 (宇宙航空研究開発機構) ,  水田栄一 (宇宙航空研究開発機構) ,  並木道義 (宇宙航空研究開発機構) ,  瀬尾基治 (宇宙航空研究開発機構) ,  太田茂雄 (宇宙航空研究開発機構) ,  斎藤芳隆 (宇宙航空研究開発機構) ,  吉田哲也 (宇宙航空研究開発機構) ,  山上隆正 (宇宙航空研究開発機構) ,  中田孝 (藤倉航装) ,  松嶋清穂 (藤倉航装)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-  (JAXA-RR)
号： 07-009  ページ： 1-22  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： G0143B  ISSN： 1349-1113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 科学観測用に使用されているゼロプレッシャー気球には,昼夜のガス温度差により夜間に浮遊高度が低下するという根本的な問題がある。これに対して,排気口がなく体積変化がほとんどないスーパープレッシャー気球は,バラストの必要がないため浮遊時間を大きく延ばすことが可能となる。しかし,皮膜に要求される強度が大きいため,小型の球形スーパープレッシャー気球を除いては実用化ができていなかった。我々は,この問題を解決することができるLobed-pumpkin型気球を考案し,試験開発を行ってきた。多くの地上膨張試験,実際の飛翔環境における加圧破壊試験を繰り返した結果,設計上および製造上に多様な問題があることがわかり,順次これらの解決を図った。その結果,要求される性能を有するスーパープレッシャー気球の設計および製造方法が確立された。(著者抄録)

シソーラス用語： *気球 ,  技術開発 ,  信頼性試験 ,  性能試験 ,  飛行試験 ,  加圧 ,  破壊試験 ,  設計 ,  製造 ,  LLDPE ,  ナイロン
準シソーラス用語： *スーパープレッシャー気球 ,  地上試験

分類 (1件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

引用文献 (13件)：

• 山上隆正, 他: 南極周回気球 (PPB), 宇宙科学研究所報告 特集, 31, 47-52, 1993.
• 並木道義, 他: 2003年南極周回気球実験, 宇宙航空研究開発機構研究開発報告, JAXA RR-03-001, 1-22, 2004.
• 矢島信之: 自然型気球の基本特性, 宇宙科学研究所報告 特集, 39, 1-22, 1999.
• N. Yajima: A new design and fabrication approach for pressurized balloon, Adv Space Res., 26, 1357-1360, 2000.
• 井筒直樹, 他: 3次元ゴアデザインによるスーパープレッシャー気球の開発, 宇宙科学研究所報告 特集, 40, 27-44, 2000.

タイトルに関連する用語 (3件)： スーパープレッシャー気球 ,  開発 ,  試験