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J-GLOBAL ID:200902292117721070   整理番号:09A0346905

塩性条件下のトウモロコシおよびヒマワリにおける水とイオンの吸収と輸送

Absorption and Transport of Water and Ions in Corn and Sunflower Plants Grown Under Saline Conditions
著者 (8件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 19-26  発行年: 2009年03月10日 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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物理的・生理的過程を通して根圏の塩類化に影響を及ぼす植物の水とイオンの輸送を解析するために,NFT水耕栽培システムを用いて,塩性条件下におけるトウモロコシとヒマワリの根による水とイオンの吸収,蒸散速度,リーフコンダクタンス,根の道管液のイオン濃度,植物体内のイオン含量を計測した。根の吸水速度は,ヒマワリよりトウモロコシにおいて小であり,これは塩ストレスに対する気孔閉鎖がトウモロコシにおいて発生したことに起因する。植物にとって必須元素であるNO3-,PO43-,K+は,根の能動的および選択的吸収によって道管内に高濃度に集積した。植物の生育に必須でないNa+は,トウモロコシにおいてはその導管内と器官内に高い集積は見られず,トウモロコシによるNa+の吸収機能が低いことが分かった。一方,ヒマワリにおいては,水分吸収に伴なって,Na+に加えてMg2+,Ca2+,Cl-,SO42-の高い吸収・輸送機能が観察された。以上のように,植物の種間差による水とイオンの輸送機能の差異が認められた。乾燥・半乾燥地域の重要課題である塩類化農地の持続的かつ効果的な管理を行ううえでは,このような植物による輸送機能を考慮に入れることが必要と考える。(著者抄録)
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分類 (3件):
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植物栄養  ,  植物に対する影響  ,  土壌化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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