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J-GLOBAL ID：200902296473105347   整理番号：09A0820557

運転技能の自己評価がリスクテイキングに及ぼす影響

著者 (3件)： 中井宏 (大阪大 大学院人間科学研究科) ,  中井宏 (日本学術振興会) ,  臼井伸之介 (大阪大 大学院人間科学研究科)
資料名： 交通心理学研究  (Japanese Journal of Traffic Psychology)
巻： 23  号： 1  ページ： 20-28  発行年： 2007年12月31日 
JST資料番号： L4453A  ISSN： 0910-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 運転技能の自己評価とリスクテイキング行動との関連について,自己評価が高いドラーバーほどリスクテイキング行動を敢行しやすいという仮説について検討した。日常的な自動車運転における自己報告と技能の自己評価との関連について調べた。また,自然な状態で観察された大学キャンパス内での実走行と自己評価との関連について調べた。一般企業の研修時に243名のドライバーに質問紙を配布し,その場で回答を求めた。平均年齢は39.3歳,免許取得時の平均経験年数は17.4年である。免許取得後3-5年のドライバーが自己評価が高く,よりリスクを冒すことが示された。

シソーラス用語： 運転 ,  *自己評価 ,  *行動 ,  運転者 ,  *人間行動 ,  技術 ,  アンケート ,  リスク ,  仮説検定 ,  映像 ,  交差点 ,  期間 ,  確率
準シソーラス用語： *自動車運転 ,  *リスクテーキング ,  *運転行動 ,  質問紙調査 ,  知覚リスク ,  t検定 ,  ビデオ映像 ,  経験年数 ,  有意差

分類 (1件)： 運転者  (TB01040V)

引用文献 (29件)：

• Christensen, P.& Glad, A.(1996). Mandatory course of driving on slippery roads for drivers of heavy vehicles. The effect on accidents. TÖI Report, 334.(in Nor-wegian)
• Dejoy, D. M.(1989). The optimism bias and traffic accident risk perception. Accident Analysis and Prevention, 21, 333-340.
• Dejoy, D. M.(1992). An examination of gender differences in traffic accident risk perception. Accident Analysis and Prevention, 24, 237-246.
• Grad, A.(1988). Fase 2 i föreroppläringen. Effekt på ulykkes risikoen. Rapport 0015, Transportökonomisk institutt, Oslo.(in Norwegian)
• Gregersen, N. P.(1996). Young drivers’ overestimation of their own skill; an experiment on the relation between training strategy and skill. Accident Analysis and Prevention, 28, 243-250.

タイトルに関連する用語 (2件)： 技能 ,  自己評価