特許
J-GLOBAL ID:200903000046592439
動圧軸受装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166570
公開番号(公開出願番号):特開平10-339321
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 簡易で低コストな構造で、軸部材と軸受部材とを安定的に支持して、起動・停止時等における金属接触を防止することを可能とする。【解決手段】 潤滑油Lの油量を十分に確保しながら、アンバランス形状を有する動圧発生用溝26,27の不均衡な加圧作用に基づいて、軸部材12と軸受部材22との傾きを補正するように潤滑油Lの移動を行わせて、軸部材12と軸受部材22との間に油膜を常時良好に形成し、軸部材12と軸受部材22とが傾いた状態で回転の起動及び停止が行われたとしても、いわゆる振れ回りを生じていない状態で回転の起動及び停止を行わせるように構成したもの。
請求項(抜粋):
軸部材と、この軸部材に対して所定の隙間を介在して装着された軸受部材とを有し、上記軸部材と軸受部材との間の隙間に潤滑油が充填された動圧軸受部が、前記軸部材の軸方向に離間して2箇所設けられているとともに、上記2箇所の動圧軸受部における潤滑油どうしが、空気層を介在して互いに分離した状態に配置され、上記各動圧軸受部に設けられた動圧発生用溝により潤滑油が加圧されることによって、前記軸部材と軸受部材とが相対回転可能に支持される動圧軸受装置において、上記2箇所の動圧軸受部にそれぞれ設けられた動圧発生用溝は、回転停止時における前記軸部材と軸受部材との傾きを補正するように潤滑油を所定の方向に移動させるアンバランス形状に形成されているとともに、上記2箇所の各動圧軸受部における両端部にそれぞれ連続するようにして、毛細管力により潤滑油を保持する毛細管シール部が設けられ、これらの各毛細管シール部のうち、潤滑油の移動方向下流側の毛細管シール部における潤滑油の許容量が、前記潤滑油の移動量より大きく設定されていることを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16C 17/10 A
, F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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動圧流体軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-291604
出願人:日本精工株式会社
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動圧軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-275907
出願人:日本精工株式会社
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特開昭58-050318
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スピンドルモータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-351683
出願人:日本電産株式会社
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動圧軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-127630
出願人:松下電器産業株式会社
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